ITエンジニアとして知っておくべきニュースはここのまとめを見るとある程度押さえらえる、という纏めを目指しています。
目次
笑い返す会話ロボット【MONOist】
京都大学が、相手の発話の音声的な特徴に基づき、人が笑った時に笑い返せる会話AIを搭載したロボットを開発したと発表した。
笑いを認識して笑い返す、というレベルであれば既存技術で簡単にできるのでは?と思いましたが、音声的な特徴に基づき、社交的な笑い、大笑い、あるいは笑っちゃいけないケースに応じて笑う、笑わないを判断できるそうです。
結構人間に近づきますね。
人間の笑いに対して適切に笑い返す会話ロボットを開発:医療機器ニュース - MONOist (itmedia.co.jp)
OKIがAIモデル軽量化、処理速度は5倍に【IT Media NEWS】
OKI、OKIアイディエス、フランスのMipsologyが、OKI独自のAIモデル軽量化技術「PCAS」とMipsologyのFPGAによるAI処理の高速化プラットフォーム「Zebra」の連携により、モデルに内在する不必要な演算を自動的に削減/高速化する技術を開発した。
YOLOv4で14fpsから68fpsに向上とのことで、飛躍的に性能伸びてますね。画像認識の分野はOSS等も活用して各社同じようなことは出来るようになってる中、一つ大きな特長をアドバンテージを得た形ですね。
OKIがAIモデル軽量化とFPGA実装を自動化、認識精度を下げず処理速度は5倍に:人工知能ニュース(1/2 ページ) - MONOist (itmedia.co.jp)
NVIDIAが3Dオブジェクト生成AIモデルを発表【ledge.ai】
NVIDIA社は、2次元の画像からハイテクスチャで複雑な幾何学細部を持つ3次元の形状を生成する新しいAIモデル「NVIDIA GET3D」を発表した。
1秒間に20個のオブジェクトを生成可能とのこと。最近は3Dモデルの画像を教師データとして集めて学習モデルを構築する、という手法も出てきたりしてるので、AIに向けた活用も出来そう。
NVIDIAが3Dオブジェクト生成AIモデル「NVIDIA GET3D」を発表 (ledge.ai)
脳の「思考」を読み取るAI技術が登場【Gigazine】
機能的磁気共鳴画像(fMRI)という手法で、脳をスキャンしてAIに解析させることで、人の思考を正確に読み取ることができたという論文が発表された。
今までは頭に電極を埋め込んでスキャンするような手法はあったようですが、この研究では電磁波を当てて脳の血流を測定することで解析が可能になるらしいです。
医療の分野で幅広く活用できそうですが、一方で倫理的な観点では悪用(思考がばれちゃうので)されないような仕組み作りも検討が必要そう。
脳に電極を埋め込まなくても「思考」がリアルタイムで読めるAI技術が登場 - GIGAZINE
マイナカード「反対があってもやり切る【IT Media news】
10月26日の幕張メッセで開催された「ブロックチェーンEXPO」にて、初代デジタル庁大臣を務めた平井卓也衆議院議員が「いちいち国民に聞いて進めるものではない。反対があってもやり切ることが重要」と発言。
筆者個人としてはマイナカード統一は大いに賛成で、こうしたデジタル化への動きは会社もそうだがトップダウンで推進していかないと全然進まない。このレベルの改革を日本国民が受け入れないのならどんどん後進国になっていくのでは?
ただ、政府の国民に対する説明は不足しているように感じていて、メリットを感じないとか情報流出が怖いとか、内容を理解していない人からの不満がほとんど。Youtubeで河野大臣の説明を聞いたらかなり納得のいく内容だったので、ニュースでもっと説明を流すべき。
マイナカード推進、「是非をいちいち国民に聞いて進めるものではない」平井卓也初代デジタル大臣 - ITmedia NEWS