英語

英文契約書に出てくる英単語・フレーズまとめ

英文契約書理解のために

IT企業にお勤めの方、各メーカや取引先と英文の契約書を締結することがあると思います。NDA(Non Disclosure Agreement:秘密保持契約)、SLA(Software License Agreement)、EULA(End User License Agreement)、売買契約書 の締結だったり、技術情報を入手する、ソフトウェアの評価をするため等、様々な理由により他社と協議しながら契約書を結ぶことがあるでしょう。

英文契約書をスラスラと読むためにまず必要なこと、それは第一に"語彙力"です。特に契約書は普段あまり使わないような用語だったり、普段とは意味が違ったりする単語がよく出てきます。

そのため、本記事では契約書に頻出する英単語及びフレーズをまとめていきたいと思います。一覧を眺めて暗記するもよし、辞書替わりに使うもよし、という用途のため日々追記していきたいと思います。

基礎的過ぎる単語を書いていくときりがないので、中級レベル以上の難易度を想定してまとめていきます。かゆいところに手が届く辞書にしたいです。

いやいやそんな単語初級だろ、という突っ込みあれば胸に秘めていてください。。

英文契約書 英単語・フレーズ一覧

用語 意味 備考
affiliate 関連会社
amendment 修正 原契約がある上で、修正や追加契約などがある場合に使われることが多い
anonymous 匿名の
arbitration 仲裁
assignment 譲渡 "割り当て"とか"任務"とかの意味があるが、契約書だと譲渡。章のタイトルにもよく使われる
attorney 弁護士
audit 監査 最近監査の内容記載されることが増えた気がする
authenticity 信憑性
breach 違反
breach 違反
comprise ~で構成される
counterfeit 偽りの
counterfeit 偽の
deceptive だまそうとする
delegate 委託する、委譲する "代表として派遣する"、"代表に任命する"などの意味もあるが、契約書では"委託する"。
derivative 派生した derivative work: 二次創作物、は製品
技術系の契約に多いかも
designate 指定する
disclaimer 放棄
embargo 禁輸
equitable 公平な
estoppel 禁反言 自分が捺印した証書で主張した内容と矛盾した主張は出来ないという法則。
exclusive license 専用実施権 権利を供与されたものだけが独占的に実施できるライセンスの形態。対義語は non-exclusive licenseで、一般的にライセンスはどちらかに分類される。
exhibit 別紙
force majeure 不可抗力 不可抗力を意味するフランス語。英文の契約書に出てきますが
grant 許可する 契約書のメインの部分でよく使われる
inducement 誘導
infringement 違反
jurisdiction 裁判権
lawsuit 訴訟
malicious 悪意のある
negligent 怠慢な、不注意な
omission 怠慢、見落とし
prevail 優先する
publicity 広報
regulatory 規制に関する
riot 暴動
severability 可分性条項 裁判所の判断で契約内容の一部が無効化された場合でも、その他の条項は有効とさせる条項
supersede 優先する
tort 不法行為
venue 裁判所

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kafka
<経歴> 某大手IT企業でハード設計6年経験後、ソフト設計に携わり始めて4年目。 <発信内容> 忙しいITエンジニアに向けて、日経新聞、IT media NEWS、Ledge.ai等、様々なニュースサイトから気になるニュースをピックアップ。自己研鑽に向けた技術情報も発信。 <趣味> 料理、散歩、Youtube視聴 <SNS> Twitter https://twitter.com/ken07949464